tadkgwの雑多

おもいっきり311文字

人類学

ヒトとヒヒ一文字違いの霊長類、人類学の必要を想う。幼少期から成人期のあわい欲望装置をまとう商品とその交換のあり方に野蛮を見据えたようだ。そのころは歴史考古学主義的人類学の系譜の中に有って故人の偉業を先達としていたのだろう。劣化のさなかモンパルニスの灯に広告に背を向ける画家だとか尊さがあり群れるヒトもあり、もはや経済大国は中国の1党独裁でその1党の理念への理解度が人類学になるのだろう。やがては軍管複合とか多国籍とか債務経済からの脱却がヒトを人類たらしめると想像する賭博債権の利潤で牽引するのも隷属させるのも愚の骨頂、科学というより知識の累積もくたびれて埋没する記録。記憶身体性でもって開拓する人類学再考の頃には土に帰るのか。残照もないSFの知的生命体の優位で目覚めさせたような虚構も通用しない現状なのだ。これまでの歩みがその中での虚構と隠蔽の解釈で社会化の人類的地平を限定するよりほかに、知らぬ存ぜぬで当たるぐらいしかなさそうなのだ。せめてここでカタルシス